冬のエアコンクリーニング

2023年01月17日 08:29

冬季のエアコン清掃はお勧めです。

エアコンクリーニングをする時期ですが、特にこの季節にしたから良いとか、今時期が得するとか、そういうことはございません。
洗浄においては、たくさんの水を使用します。
これは、季節関係なく、使用する水の量はエアコンの汚れ具合で違ってきます。
たくさんの水を使えば綺麗になるかと言うと、そんな事もなく、やはりその辺りは熟練した作業員の手作業と、洗浄機の使い方によります。

雑菌やカビは、水分をとっても好みます。
水の中の栄養素を吸収して、黒カビは繁殖していきますので、冬にエアコンクリーニングをしますと、その時はたくさん水を使いますが、その後、暖房ですぐに乾燥するので、エアコン洗浄後のアフターにおいて、カビや汚れが原因の悪臭が、発生しにくくなる、というわけです。

夏場は、エアコンを清掃した後に、それが乾燥する間もなく、冷房を使う方がほとんどですので、そうしますと、冷房使用はたくさんの結露水(外のホースから出てる水の事です)が発生しますので、乾燥させる時間はありません。
冬場が一番適している、ということを言いたいのではなく、夏場も、もちろん汚れていて臭くなってきたらエアコンクリーニングをするべきです。
ですが、冬季のように、冷たく乾燥した空気の中で、中を一気に乾かせるのはなかなか時期的に難しい、という話です。

この季節のエアコンクリーニングは、清掃後に冷たくキリッとした部屋の空気の中で長時間寝かせることができます。(使用しても暖房なので水は出ません)

なぜか夏の使用直前にエアコン掃除をされる方が多いですが、その時期は業者も予約が多く、バタバタしてますし、希望日時に行けないことも、とても多くなります。

特にひどく汚れてない限りは、使用直前にクリーニングをするメリットはありません。 むしろ余裕を持って、冬の清掃を行うと、先程申し上げた理由により、アフターの臭いやカビも抑えられます。

特段の理由なく、夏のクーラー使用前に注文される方が多いので、この記事を書いていますが、乾燥と菌の発生を抑える、という意味においては、10月から2月くらいの時期が、ベターです。

東京の場合、10月以降にグッと湿度が下がりますので、それ以降の清掃が良いと思います。

エアコンクリーニングの実施する時期を、今までの習慣から、ずらしてみませんか?

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